3クラウド法( スリークラウド法と読む )の場合、UDEをいくつか出したら次にやることは、3つのクラウド(対立解消図)を書くことです。
3つのクラウドを書くときに選ぶUDEは、自分が重要だと思い、かつ異なる観点だと思うものを選んでください。
他のUDEは放って置いて良いのか?と思われるかもしれませんが、のちほど現状問題構造ツリー(CRT)を作成するときに、中核問題から他のUDEに因果関係で結びつくことを検証するので、あんまり心配しなくて良いです。
TOC思考プロセスは、問題解決のためにそれぞれのUDEに対して個別の解決策を見つける手法ではありません。
全てのUDEに共通する1つの根本原因を特定して、その根本原因を変えることにより、全てのUDEを解消させるというアプローチで進めます。
1つの根本原因を解決するだけで、たくさんのUDEを消し去ることが出来るので、一般的な問題解決手法より少ない労力でたくさんの問題を解決することが出来るのがTOC思考プロセスの特徴です。
サンプルとなるUDEを3つ選んだら、クラウドをそれぞれ書いていきます。
クラウドの書きかたは、クラウド(対立解消図)の書きかたにあります。