購買マネージャという中間管理職。いつでも生産できるように材料を確保しておき、品質に目を配り、それをまた最小限のコストでおこなうように求められる。
「ヘルシーヨーグルト」から新製品の「オーガニックヨーグルト」に切り替える予定で発売日は決定している。新発売のヨーグルトはパッケージが変わる。既存のなんでも大ロットでやりたがるプラスチックカップのメーカーとの取引を辞めて、新規のメーカーから調達しようとしている。上ブタ用のシートは既存メーカーからだ。パッケージ印刷の品質が安定していない。発売日までに間に合うか、75%くらいの確率といったところ。ヨーグルトの中身の生産も間に合うのか心配。旧製品のパッケージ在庫は新製品が発売された時点ですべて無駄になるため、たくさん持っていると私の評価が下がってしまう。その一方で、もし旧製品のパッケージ在庫が足りなくなって製品が生産できなくなってしまったら、私はクビだ。
鉄工所であるシマダ機工は、依頼される仕事(受注)が多すぎて対応しきれないという問題がある。外注先に仕事を振りたいが、見積もりをもらうと自社よりも外注のほうが価格が1.6~3.0倍ほど高かったり、そもそも技術的に対応ができなくて外注に振ることが出来ない。
客先はそこのところは良く分かっていて、他社で出来ない、価格が高すぎるから他に見切りをつけてシマダ機工に仕事を出している。
シマダ機工からその仕事を外注に出すのは、とても難しいと客先も言っていて、できるだけやって欲しいらしい。
現在自宅の横の小さな工場で父親と、自分の二人で機械加工をしています。そろそろ父親の年齢も考えて人を雇いたいが、いろいろと不安がでてきています。
利益が上がらない問題の1つである「納期達成率が低い」という問題に的を絞って解決策を考えたいと思います。
部品加工の工場で納期がいつも遅れがち、もしくは頑張って長時間労働してギリギリになる。仕事がいつも満杯というよりは、工程管理や外注管理がいまいちでムラがあるため、思ったように流れない。
機械担当者が休暇時、空いている機械での加工を頼まれることがあるが時と場合によるが正直あまりやりたくない。でも誰かがやらなければ納期は間に合わない。