sekasukuのコンセプトストーリー

なぜsekasukuを作ろうと思ったのか、そのコンセプトについて

私たちのチームは世界を救うために、sekasukuという仕組みを考えました。

sekasukuは、圧倒的に素早く、根本的に問題が解決する "ソーシャル問題解決" の仕組みです。

社会のさまざまところに存在しているあらゆる問題を、とくに、難問だと言われるような解決困難な問題を、人類の英知を結集して素早くエレガントに解決するのが得意です。

解決が難しいさまざまな問題をどんどん解決していくことで、世界を救おうと考えています。

解決が難しい問題とはどういう問題か、例を考えてみましょう。

  • 世界のどこかで、わたしたちには理解できないような宗教上や民族同士の争いが報道されています。何を目的に争っているのか、その争いには終わりがあるのか、わたしたちだけでなく当事者たちもよく分かっていないように思われます。対立の当事者だけでなく、直接関係がない一般市民たちも巻き添えをくらって死傷することがあるようです。この争いはたくさんの難民を生み出し、先進国への不法入国が相次いでいます。どのように解決すればよいのか、人道的や経済的な問題が複雑に絡みあい、大統領などの国を指導する人ですら判断することが出来ないようです。

  • 今日食べるものにもこと欠き、寒さに震えている人たちが報道されています。これは発展途上国だけでなく、先進国の都市部でも、そのような人たちを見かけるようです。単純に食べ物や住居を与えるだけでは、与え続けてずっと面倒を見なければなりませんので、自分たちで稼いで自立できるように環境を整えてあげる必要がありそうです。報道によると、この貧困の原因は企業や資産家ばかりを優遇して経済的弱者の個人を助けない政治体制のせいだと言われたりしていますが、本当のところはわかりません。貧困は「自分たちの努力が足りなかった自己責任の結果である」という社会認識もあってか、積極的に解決しようという動きはあまり見られないようです。

  • 人間が地球の環境を激変させていると報道されています。資源は枯渇しつつあり、海や空気は汚れていき、森林はどんどん減っているようです。たくさんの生物が絶滅の危機に瀕し、地球の気温と海水面が上昇しているらしいです。これらがはたして事実なのか、人間にそこまでの影響力が本当にあるのか、個人がもっている観測技術では本当の状況は観測できず、政府や国際機関などの大きな機関の発表にプロパガンダが含まれていないことを祈りつつ、信じて周りの行動に乗っかるほかはありません。

    こんなスケールの大きい問題でなくとも、日々の生活の中では次のような問題も見られると思います。

  • 経営している会社の業績がなかなか上がらず、社員も自分も豊かな生活にはほど遠い状態になっている人がいるようです。日々忙しく働いているのに、経済的に報われず、時間ばかりが過ぎていき、次の一手が打てない状態です。社員たちは経営者の思った通りに動いてくれず、経営者自身が働いて養っている状態。借金の返済日と給料の支払日前になると、なんだか頭が痛い。お客さんは増えていかず、既存のお客さんは最近あまり連絡が来ていない。経済的な自由を手にするためには、設備投資をして生産能力を増強すれば良いのか、それとも営業活動をして新しい顧客を獲得すれば良いのか、じっと耐え続けて景気が良くなるのを待てば良いのか、どちらの方向へ進めば良いのか分からない。

  • 子供が不登校になった。子供に理由を聞いても「本当にそれが理由なのか」という理由しか言わない。先生に確認すると、不登校になるような問題は見当たらないと言う。子供が最近わたしたち親にも攻撃的な行動をするようになって、冷静に話すことができない。時間ばかりがどんどん過ぎ、不登校期間はのびて行く。

  • なにが問題なのかわからないけれど、とにかく人生がうまく行っていない。やせられないし、営業成績は上がらないのに血圧だけは上がって健康状態の数値はどんどん悪化している。部下たちからは直接は言われないものの、陰ではバカにされているように思える。子どもたちは反抗期の真っ最中でぜんぜん話をすることが出来ない。妻とも会話がない。プールに浮かんでいるピンポン球を沈めるように、問題を沈めても次から次に浮かんできて、いつまでたっても問題は解決していかない。

    なんか気が滅入ってきますね。

    これよりももっと大きい問題を抱えている場合もあるでしょうし、自分では気付いていないけれど、実は深刻な問題が他にあるのかも知れません。

    人によって、暮らす地域によって、仕事によって、さまざまな問題を抱えていると思います。

    これらのような問題を解決するために今まで採られてきた方法は、その問題についてググったり、本やインターネットの記事を読んだり、その問題を知っていそうな専門家や友達に相談してみたり、Yahoo!知恵袋などの相談サイトや掲示板などで相談してみたり、という感じだったと思います。

    専門のコンサルタントが付いているなんて人は少ないですよね。

    宗教や政治団体や、何がしかの活動グループなどのコミュニティに属している人は、自分で解決策を考えるのではなくて、コミュニティの方針に従うこが解決策なのかもしれません。

    ヘタをすると「解決するまでもない」と自分に言い聞かせて、なにも行動を起こさず痛みに耐え続ける、という選択肢しか無かったかも知れません。

    これらの方法でも、問題はひとまずやり過ごせていたかも知れません。

    ただし、1つ大きな欠点があると思います。

    それは、問題が根本的には解決しないことです。

    解決したと思った問題が形を変えて復活したり、別の大きな問題を作ったりします。

    偉大な宗教指導者が宗教間の思想の違いによる揉めごとを解決するため「ジハードだ!」と言って部下たちに武力解決を指示した件は、何十年にもわたって禍根を残して攻撃の応酬を続けています。もとは宗教上の思想の違いだったはずなのに、人を殺したり、難民問題になったりしてます。難民先でテロが起こったり、治安が大きく乱れたりしてます。

    経営がうまくいかなくて倒産する会社はあとを絶たなくて、小規模なものは生命保険屋さんを困らせたり、大規模なものはリーマンショックみたいなものを引き起こして世界中に迷惑をかけます。経営問題そのものにアプローチして解決していたり、もっと上手に先を読んでいたら、こんな大事にならなくて済んだのに、と思います。

    現在みなさんがやっている主な問題解決法は、身近で簡単な問題の場合はキーワードを入力してググってると思います。

    Googleは非常に賢くて、キーワードにもとづいて関連の高い順番や現在人気がある順番に検索結果を並べてくれます。

    検索結果のいちばん上がいちばん良い解決策なんじゃないか、と思ってしまいますよね。

    ですが、Googleができることは、あくまでも検索です。

    検索とは、他人が考えて文章にしたことを整理整頓して、その思考にアクセスしやすくすることです。

    その本質は「存在しているものを探す」ということで、見つからないものは「無い」と回答します。

    検索すると有識者が自分の見解で解決策を述べている記事が見つかると思いますが、いっぽうで真逆の解決策を述べている記事も見つかったりします。

    その解決策は執筆者の立場による意見誘導(いわゆるプロパガンダ)や、商品の宣伝が含まれているステルスマーケティングの場合が多々あり、採用して良いものか、どの程度の効果があるのか、うまく行くのか、などは未知数です。

    そして、戦争をどうやって解決するのか、貧困をどうやって解決するのか、つぶれそうな会社はどうやって立て直すか、などの込み入った、まだ誰もしっかり答えを出せていないものは、どんなに適切なキーワードで検索したところで、関連する言葉が書き込まれたページが検索結果に並ぶだけで具体的な解決策が見つかることはありません。

    これがGoogleの限界です。もともと問題解決を目的に作られたものではありませんから、仕方がないです。

    もちろんGoogleは検索においては非常に素晴らしい仕組みであるため、sekasuku上で問題が解決されている事例があるとしたら、それをうまく検索してくれるだろうと思います。

    Googleと検索の限界から考えられることは、「問題について深く掘り下げて解決策を考えられる仕組み。しかもインターネット上でお手軽に。」が必要であることを示しています。

    つまりsekasukuとは、この仕組みです。

    問題を抱えた人が「これで悩んでる」とか「これを解決したい」とsekasukuに問題を書き込むと、それを解決できる人が、その問題を深く掘り下げるというところから解決が始まります。

    従来のYahoo!知恵袋などのお悩み相談サイトと似ているような気がしますが、sekasukuとお悩み相談サイトは、どこが違うのでしょうか?

    相談サイトや掲示板は、その問題について知っている人が知識を披露して自慢話をしたり、問題の解決に責任をもたずにアドバイスしたり(結構たちが悪い)、意見が異なる人が対立して水掛け論になったりして、けっきょく解決しないことが多いです。

    これは技術上の都合から文章だけでやり取りをしており、問題解決の手法を使わないことと、議論のコントロールを行わないことに起因しています。

    建前上は複数人で問題解決を図れることなっていると思いますが、解決の仕方は回答者の知識と経験に基づくアドバイスで役に立つかどうかは回答者まかせです。複数の意見があってそれぞれが対立した場合は回答者同士による議論や、すり合わせなどを行なう仕組みをシステムが有していないため議論が発散していきます。

    また複数の助言があった場合、反対意見があろうが、質が低かろうが、質問者がもっとも良いと思った回答をベストアンサーとして主観的に選ぶという方式を採用しています。

    このやり方は質問者が心理的に好んだ回答を選ばせるだけで、根本原因の把握や回答の質などの明確な採点基準によって選定されるわけではないため、本当に良い回答に良い評価がもらえるわけではなく、回答の品質が良くなっていきません。

    他人にはあまり言えないような情報を、恥を忍んで公開するという思い切ったことをさせるわりには、良くて表面上の瑣末な問題くらいしか解決しないでしょう。

    むしろ叩かれたり、自分で調べろと言われたり、残念な思いをする人も多いと思います。

    おそらく相談サイトというのは、「問題を解決してあげよう!」と意図して作られたサイトなのではなく、問題解決をエサに人に集まってもらって、広告収入を稼ぎたいサイトなのだと思います。

    ではsekasukuは、これらをどう解決するのでしょうか。

    問題解決の方法そのものは、"TOC思考プロセス"という手法を使います。

    "問題解決"という分野があって、その数ある問題解決手法の中で、もっとも広範囲のさまざまな種類の問題に対応できると目される手法です。

    sekasukuでは新たに問題解決手法そのものを開発することはせず、すでに実績が有って、すごく良いと思われるものを選んでインターネット上でお手軽に使えるようにしました。

    TOC思考プロセスは企業活動の改善や、軍隊の運営、国政の運営においても公式、非公式に多々使用された実績があります。

    だいたい問題解決手法というのは上記のようなものに使うイメージですが、TOC思考プロセスは個人や家族の問題にも使われます。

    教科書でも親と子供が門限で対立してるのを、どうやって親と子供の両方の言い分を満足させて家族円満に、なおかつ問題を解消してみんなが満足できるかを説いていたりします。

    そのTOC思考プロセスとはどういうものかというと、「すごくたくさんの問題が絡みあった難しい問題に思えても、それを発生させているのはごくわずかな問題のせいである」という考え方に立脚しています。

    無視できると思われるような小さな問題が原因となって他の問題を発生させ、その問題がまた他の問題の原因になって問題を発生させる、と連鎖して解決しきれないほどの巨大な問題になっているのです。

    その最初となっている小さな問題を中核問題と呼び、その中核問題は大抵の場合1つか2つのごく少数です。

    この中核問題だけに意識と労力を集中して解決することで、そこから連鎖していた他の問題は、その原因がなくなってしまうので自然と解決されていきます。

    この中核問題はTOC思考プロセスのツールの1つ、現状問題構造ツリーというもので素早く見つかります。

    中核問題は、対立を原因として発生することが非常に多いため、次はこの対立の構造を明らかにします。

    この対立を解消するための解決策を考え、その解決策を実施した場合にどのような未来が待ち受けているかをあらかじめ予想し、起こるであろう新たな問題や障害なども事前に解決もしくは回避しておき、最短のルートで問題を解決するのです。

    TOC思考プロセスは論理的思考をしますが、sekasukuでこれをおこなう際は因果関係、必要条件や十分条件などの論理的な結合を、言語ではなくグラフィカルなオブジェクトを組み立てていくことによって議論します。視覚化されているため文書だけでは見えにくい論理構造の矛盾や破綻などは予め取り除かれ、論理的な整合性を検証しながら正しい議論をおこなうことができます。

    また論理のつながりから、より深層の事実の明確化と、発展的なアイディアの発見を促すことで効果的な結論を導き出します。参加当事者たちが議論した結果がそのまま視覚的で理解しやすいインフォグラフィックの成果物となるため、改めてまとめ作業や議事録作成をする必要が無く、議論をした当事者以外にも結果が正確に伝わります。

    sekasukuでは、これらの解決方法をインターネット上でソーシャルにおこないます。

    いままでは個人で描画できるアプリなどはありましたが、ソーシャルにおこなうものを見たことがありませんので作りました。

    ソーシャルにおこなうとはどういうことかというと、問題を解決してほしい人と、問題を解決できる人を、sekasukuのシステム上でマッチングして、TOC思考プロセスの約束ごとに基づいて協力して解決していこうということです。

    ただ単に問題を解決できる手法だけでなく、協力し合える仕組みもちゃんと整えておきました。この仕組の名前はトーキングスティックといいます。

    問題を解決してもらおうと思っている人は、ひとまずはこのTOC思考プロセスは知らなくても大丈夫なので、お悩み相談サイトのようにsekasukuのシステム上で質問してみてください。問題を解決出来る人がその問題について色々聞いて確認していきますので、その質問に答えていってください。

    あなたが解決したいと思っているどんなことでも、おそらく今まででは得ることの出来なかったような、いちばん良い解決策が見つかると思います。

    どんな順番に行動していけば問題がかんたんに解決していくかも分かるようになっていますので、実行しやすいことでしょう。

    もし、あなたが問題をかかえているのではなく、その問題を解決できる人だとしたら、ぜひsekasukuの仕組みを身につけて、sekasukuの上で解決してあげてください。

    あなたは困っている人を助けることで、感謝とお礼が頂けるはずです。

    周りの人にとってすごく役に立つ問題とその解決策は、そのうちに注目を集めることになるでしょう。

    非常に良い問題と解決策をコンテンツ化すると、広告収入を得ることもできます。

    では最後に、世界をどうやって救うかについてお話ししたいと思います。

    sekasukuチームは世界を救うためには、個人や組織の問題を解決するだけでなく、国家や自治体全体のことを取り扱う政治にアプローチすることが必要不可欠だと考えています。

    もし上記のような問題解決の仕組みを使って、政治家の人たちが公約(マニフェスト)を発表してくれたとしたら、あなたはどう思うでしょうか。

    わたしたちが今まで見てきた政治家のように、当選するためだけに出来もしない空約束をしているのではなく、本気で公約を実施する気があるのでは、と信用できそうではないでしょうか。

    現状問題構造ツリーで的確に現在の社会問題を把握しており、それを解決するための公約を発表しており、その公約を実行するとどうなるかを未来実現ツリーによって説明しており、実行の道筋が前提条件ツリー、移行ツリーで示されていたら。

    その公約が良い未来を実現する可能性が非常に高いので、ぜひ実行して欲しくて投票してみようかなという気にならないでしょうか。選挙ポスターに載ってる写真の人相で選ぶのではなく、公約とその実効性で誰に投票するのかを選ぶのです。

    もしあなたが応援している政治家がいるのでしたら、ぜひそのかたにsekasukuの上で公約を考えてもらうようにオススメしてください。

    公約の実行可能性を考えることや、より良い公約を考えることを、sekasukuの上であれば簡単に手伝ってあげることもできます。

    世界を救うことにつながるより良い公約、より良い活動をsekasukuを使って実現させたいと思っています。

    将来的に、sekasuku上で公約を発表していない政治家は当選できなくなって、しっかりした公約達成の道筋を発表している政治家だけが当選できるくらいまでになったら社会は変わっていき、世界を救えるだろうな、と考えています。

    あなたが問題を解決することで、あなたは世界を救うことができるのです。

    • 記: sekasukuの中の人 2016年7月11日